虫歯や歯周病になりやすい
口の中には、咀嚼時(ものを咬んでいる時)の唾液や周囲の筋などによる自浄作用(きれいにしようとする作用)があります。歯並びが悪いと、この作用が傷害されたり、歯磨きしにくいところが不潔になるため、虫歯や歯周病の誘因になります。 |
外傷や歯の根を吸収
極端に歯が出ている場合、運動時に頬の粘膜や隣の歯の根を傷つけやすい。 |
ものを咬みにくい
歯並びが悪いとものが咬みにくく、消化不良などの原因になることもあり、
体の健康や発育にまで悪影響を与えることがあります。 |
発音しづらい ひどい乱杭歯、上下前歯が咬み合わず常に開いた状態、
受け口などの場合、正しい発音がしづらい場合があります。一般に母音に比べて、
子音の方が影響されやすいようです。 |
あごへの影響
歯並びが悪いと、あごの成長にも影響し、上下のあごの左右・前後のバランスが悪くなったり、あごの関節や筋肉に悪い影響を与え、肩こりや頭痛・腰痛の原因になることもあります。 |
心理的な影響
悪い歯並びを気にして人前であまり話したがらなくなったり、容姿を気にしたりして、
消極的になってしまうこともあるようです。機能的に回復するばかりでなく、審美的にも回復します。 |